アジア開発銀行は1991年以降、モンゴルで477件の融資、無償資金協力、技術支援プロジェクトを実施しており、その総額は約41億4000万ドルに上る。
会合の冒頭、Uchral第一副首相兼経済開発大臣は、モンゴルとADBの協力強化に関する立場を表明し、政府の優先目標に沿って新たなプロジェクトや活動を実施するよう求めた。アジア開発銀行と共同で、2025年から2028年にかけて合計24件のプロジェクトを実施するための予備調査を実施している。さらに、モンゴルで積極的に活動している国際開発金融機関と協力し、モンゴル開発銀行のガバナンスを強化し、国際基準に準拠したコンプライアンス能力の向上に取り組んでいることを強調し、モンゴル開発銀行の取締役会の独立メンバーとして協力するよう呼びかけた。
アジア開発銀行のShannon Cowlin常駐代表は、経済貿易省は中長期協力政策の策定において最も重要なパートナーであると強調し、プロジェクト実施における分野横断的な調整とリーダーシップに感謝の意を表した。アジア開発銀行は経済貿易省と共同で「アイマグ・スム地域・グリーン開発投資プログラム」および「中央アジア地域経済協力プログラム(KAPEK)」を実施しており、過去の機会損失を見直し、より効果的に協力していくことで合意した。
情報源:gogo.mn