同パーク整備は2019年より段階的に進められている国家的プロジェクトで、2020年から2021年にかけて技術・経済評価、開発計画、環境影響評価、技術審査、地質・水文地質調査が順次承認された。
これを受け、政府は2021年の決定(129号)により、パーク運営の特別許可を付与した。
2022年には1,217.4ヘクタールを国家特別用途地として確保し、Erdenet Mining Corporationは4,700万ドルを投じてインフラ整備を開始した。
2023年から2025年にかけて、4.4kmの鉄道、25.6kmの給水管、500立方メートル規模の貯水槽2基とポンプ場、23.8kmの下水網など主要施設が完成した。
現在は12.6kmの道路建設、220/110/35kV・2×200MVAの変電所、24kmの送電線、鉄道工事の第2期が進行中で、2026年の全体完成を目指している。
パークが本格稼働すれば、銅精鉱の製錬、モリブデン加工、電線・ケーブル製造、カソード銅を利用した高度加工産業などの工場群を誘致できる見通しだ。
これにより、付加価値の高い重工業の拠点がオルホン県に形成され、モンゴルの金属産業発展に寄与すると期待されている。
情報源:mining.mn




















