モンゴル国と大韓民国の政府間協力の一環として進められてきた「モンゴル・韓国共同希少金属研究センター設立プロジェクト」が、2025年12月12日、正式に完成し、開所式が行われた。
同プロジェクトは、韓国政府の無償資金協力を受けて2023年に開始されたもので、両国の資源分野における協力関係を象徴する取り組みとなる。事業の実施にあたっては、韓国側からKorea Institute of Geoscience and Mineral Resources(KIGAM)の研究チーム、モンゴル側からGeological Survey and Research Center of Mongolia(国営企業)が参画し、施設整備および研究環境の構築を共同で進めてきた。
同センターは、モンゴル国地質調査研究センターの下に設置され、レアアースおよび希少金属鉱石の選鉱技術の共同研究を行うほか、韓国の先進的な選鉱技術の導入、人材育成能力の強化を目的としている。また、両国企業間の協力拡大、イノベーションと技術交流の促進、さらには新たな研究機会の創出が期待されている。
情報源:mining.mn




















