モンゴル国内に位置する希土類鉱床Khalzan Buregteiプロジェクトにおいて、鉱石処理技術の確立を目的としたパイロットプラント(半工業規模)試験が、進捗率75%で順調に進んでいる。

同試験は、カナダのSGS Lakefield研究所にて実施されており、鉱石の選鉱および高度加工技術の最適化、操業リスクの低減、ならびに実測データに基づく経済性評価を目的としている。

プロジェクト関係者によると、2025年6月には第1段階にあたる選鉱工程のパイロット試験が完了し、初回の精鉱生産に成功した。この段階では、磁選および浮遊選鉱技術が採用されており、これらは鉄鉱石、銅、蛍石など多様な鉱物資源の処理において、国際的に実績のある確立技術とされている。

現在は、第1段階で得られた精鉱を原料として、希土類複合酸化物(REO)を製造することを目的とした高度加工工程のパイロット試験が進められている。これは、国内での付加価値創出を図る重要な工程と位置付けられている。

これまでに高度加工工程の最初の3サイクルが無事完了し、最終的な製造プロセスを選定するために必要な技術データおよび試験結果が蓄積された。残る2サイクルの試験を完了すれば、パイロット試験全体が終了し、将来の商業生産に向けた最終的な技術方針が確定する見通しだという。


情報源:mining.mn