中国・北京で行われていたロシアのVladimir Putin大統領による2日間の訪中日程が21日、終了した。
V.Putin大統領と中国の習近平国家主席は互いを「良き友人」と呼び、共同声明では「戦略的協力」「相互尊重と信頼」「友好関係」「パートナーシップ」といった表現を繰り返し強調した。
両首脳は共同で、米国の「無責任な」核政策を批判したほか、Donald Trump米大統領が提唱するミサイル防衛構想「Golden Dome」にも懸念を示した。
中国とロシアの代表団は、貿易や技術協力を含む20件超の協力文書に署名した。一方で、最大の注目を集めていた天然ガスパイプライン計画「Power of Siberia 2」については、具体的な進展は確認されなかった。
同計画は、西シベリア産ガスをモンゴル経由で中国市場へ輸送するもので、ロシアにとっては、ウクライナ侵攻後に失った欧州市場を補完する戦略的重要案件と位置付けられている。両国は昨年、同計画に関する覚書を締結していたが、中国側は事業推進を急いでいない姿勢を維持しているとみられる。クレムリン報道官は21日、「プロジェクトの諸条件について共通理解に達した」と説明するにとどまり、詳細には言及しなかった。
専門家の間では、今回の首脳会談について、経済面での成果は限定的だった一方、政治的象徴性は大きかったとの見方が出ている。Carnegie Russia Eurasia Centerの研究者であるTemur Umarov氏は、「Donald Trump大統領訪中直後という短期間で今回の訪問が実現し、Putin大統領に同等レベルの歓迎が与えられたことは、Xi Jinping主席からPutin大統領への極めて重要な政治的贈り物だった」と分析している。

情報源:ikon.mn