地政学的リスクや貿易を巡る不確実性が高まる中でも、中央アジアおよびモンゴル経済は2026年から2027年にかけて高い成長を維持する見通しとなった。
欧州復興開発銀行(EBRD)が公表した最新の経済見通しによると、中央アジア諸国とモンゴルを含む地域は、同行が事業を展開する地域の中で最も高い成長率を示すと予測されている。中央アジア地域は高成長を維持
同報告書では、中央アジアおよびモンゴルを含む地域全体の経済成長率について、2026年は5.6%、2027年は5.3%になると見込んだ。個人消費と投資の堅調な推移に加え、サービス業、建設業、製造業の底堅さが成長を支える要因になると分析している。
モンゴルは2年連続で5.5%成長を予測
モンゴルの実質国内総生産(GDP)成長率については、農業部門の回復と鉱業・採掘部門の力強い拡大を背景に、2026年、2027年ともに5.5%を維持すると予測した。特に、前年度の厳しい自然災害の影響から農業生産が持ち直すことや、鉱物資源の生産拡大が経済成長を下支えするとみている。
中国経済の減速やエネルギー価格上昇がリスク要因
一方で、報告書はモンゴル経済が依然として主要貿易相手国である中国経済の動向に大きく左右されると指摘した。中国経済の減速が進んだ場合、輸出や投資に悪影響を及ぼす可能性があるとしている。
また、中東情勢の緊張が続く中で、エネルギー関連商品の価格上昇が新たなリスク要因になる可能性にも言及した。EBRDは、外部環境の不透明感が増しているものの、モンゴル経済は農業と鉱業を中心に比較的堅調な成長基調を維持するとの見方を示している。欧州復興開発銀行が公表した最新の経済見通しによると,中央アジア諸国とモンゴルを含む地域は,同行が事業を展開する地域の中で最も高い成長率を示すと予測されている。
情報源:Bloomberg




















