中国の7月の石炭輸入量は4,373万トンと、前年同月比23%増加した。5月22日に山西省の炭鉱で発生した事故を受け、政府が安全検査を強化し、国内生産が減少したことが主因。6月の国内石炭生産量は前年同月比9.7%減少し、1日当たりの平均生産量も過去1年間で最低水準となった。
一方、国内炭鉱の操業は8月から回復に向かっており、輸入需要は減少する可能性がある。DBX Commoditiesは、中国の8月の海上石炭輸入量を3,123万トンと予測しており、7月の3,391万トンから減少する見通しだ。
中国は石炭輸入の約75%を海上輸送に依存しているが、近年はモンゴルからの原料炭輸入が増え、陸路輸入の比率も上昇している。
また、中国では電源構成にも変化がみられる。2026年上半期の発電量に占める化石燃料による火力発電の比率は49.7%となり、初めて50%を下回った。風力・太陽光発電の急速な拡大も、中長期的に石炭輸入需要を抑える要因になるとみられる。
情報源:Mongolianmininngjournal




















