日本政府の草の根無償援助による、国立感染症研究センターの屋根改修案件実施の署名式が行われた。国立感染症研究センターが直面していた問題のひとつが、屋根からの雨漏りであった。援助によって、この問題が解決されることになった。国立感染症研究センターは年間2646件の手術を行っている。治療効果は98.2%でとても高い、モンゴルで唯一の感染症研究センターである。
D.Sarangerel保健大臣:昨年、国立感染症研究センターが洪水の危険にさらされたことを、誰もが知っている。6118㎡の屋根を改修し、屋根を新しくする機会を日本政府の草の根無償援助で与えてくれたことに喜んでいる。4,258,6㎡を保健大臣から、1862㎡を草の根無償援助で修理することになった。
高岡正人在モンゴル日本大使館特命全権大使:1990年以降、草の根無償援助で500件近くの案件を実施した。現地の人々の生活向上を目的としている。昨年広島市で豪雨があり、日本が困難な状況だった時、モンゴルからナーダム祭の時期にもかかわらず、我々に援助してくれたことにとても感謝した。夏に我々は、国立感染症研究センターの屋根の雨漏りが深刻な状況であることを聞いた。屋根改修案件に署名できて、嬉しい。
情報元:Ikon.mn